お正月とは簡単にいうと何でしょうか?起源や習慣や飾り物をご紹介

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お正月とは?

お正月とは?

歳を取るほど、1年が早く感じるようですが、初老の私は、あっという間に1年が過ぎてしまいます。

年末の大晦日の年越しのカウントダウンが終了すると、すぐにお正月がやってきますね。

人生、生きていればどこでどんな災難が降り掛かってきて、明日を無事に迎えられないこともあろうかと思います。

無事にお正月を迎えることができることは、大変おめでたい事だと思います。

1年の始めにやってくるお正月とは、簡単にいうと何でしょうか?起源や習慣や飾り物をご紹介しますので、よろしかったら最後までお付き合いください。

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お正月とは簡単にいうと何でしょうか?

お正月とは、簡単にいうと1年が無事に終了したことと、新しい年をお祝いする行事です。

本来は1月の事を指していたお正月ですが、最近では1月7日の松の内までや、1月15日の小正月までをお正月という地域が多いです。

お正月には、新しい年を司る歳神様を家に迎え入れて、おもてなしをして1年の健康や幸運を願います。

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お正月の起源

お正月の起源ですが、お正月の行事がいつ頃から始まったかは不明です。

1年を計る暦がなければ、1月1日がいつだかわからないので、お正月は暦ができてからになります。

日本における最古の暦使用を示す考古資料は、570年1月6日なので、正月が始まったのは6世紀の後半からになります。

昔は、今の1年が前半と後半の2分割されていて、1月1日と7月1日がそれぞれ新年と考えられていました。

初春と初秋の満月の日に、子孫のもとに祖先の霊が訪れて交流する行事がありました。

初春の行事が、歳神様と共にその年の豊作を祈る正月の祭りになり、初秋の行事が仏教のお盆の行事として先祖供養が行われるようになりました。

538年に仏教が伝えられたとされていますが、その後、8世紀頃には夏に祖先供養を行う風習が確立されたと考えられています。

お盆とお正月は、時期が離れていても密接な関係性があるのですね。

歳神様のパーソナリティ

お正月にご縁のある歳神様には、いくつかのパーソナリティがあります。

来訪神

来訪神としての歳神様は、毎年、正月になるとそれぞれの家に来訪される神様です。

2018年11月29日に登録が決定された、日本の来訪神行事10件「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、そのなかのいくつかは歳神様と同義です。

穀物神

昔の日本で、農耕が発達するにつれて、年のはじめにその年の豊作を願って穀物神として歳神様を拝みました。

祖霊

地方によっては、祖霊(先祖の霊)を歳神様として祀っていて、人は死後に生きている人たちのすぐ近くの山の中や海の上にいて、正月やお盆に子孫のところに帰ってくると考えられています。

お正月やお盆に、道路や鉄道がどんなに混んでいても帰省するのは、ご先祖様との交流という意味合いもあるでししょう。

お正月に家族みんなが集まっておせち料理を食べたり、新年の挨拶をしたりして縁起を担ぐのは「1年の初めの3日間、もしくは7日間縁起の良いことをしていれば、その一年は家族がしあわせになる」という考えから来ています。

歳徳神(としとくじん)

歳徳神は恵方(えほう)という、その年の縁起の良い方角にいて、福徳を司っています。

節分の恵方巻の恵方です。

歳徳神は歳徳、歳神(年神)、正月さまとも呼ばれています。

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お正月の習慣

正月の習慣を見ていきましょう。

年賀状

年賀状

年賀状

お正月に年賀状を送りますが、もともとは年のはじめに「お年始」として行き来して年のはじめの挨拶をしていたものが、簡素化されたものです。

最近では、スマホの普及でメールなどで新年の挨拶をすることが増えています。

お雑煮

お雑煮

お雑煮

お雑煮は、歳神様にお供えした後の鏡餅を食べて、その御利益をいただくための料理です。

お年玉

お年玉

お年玉

お年玉は子供にお小遣いを与える習慣です。

もともとは、正月に歳神様を迎えるために供えられた鏡餅を、お下がりとして子供に与えられて、その餅が御歳魂(おとしだま)と呼ばれた説と、年のありがたい賜物(たまもの)として年賜(としだま)になったという説があります。

どちらにしても歳神様由来です。

おせち

おせち

おせち

おせち料理とは、五節句の行事に由来していて、奈良時代の朝廷内で執り行われた節会で供される供御(くご)を節供(せちく)といいました。

この五節句の義が、一般の庶民に浸透して御節供(おせちく)をするようになったと考えられています。

※五節供
1月7日・・・七草の節句
3月3日・・・桃の節句・ひなまつり
5月5日・・・菖蒲の節句
7月7日・・・七夕
9月9日・・・菊の節句

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お正月の飾り物

お正月の飾り物は歳神様を家に迎え入れるためのものです。

門松

門松

門松

門松は、歳神様がやってくるときのための依代(よりしろ)として、依り憑く(よりつく)対象物です。

門松を飾るタイミングは、12月28日が良いとされています。

29日は(二重苦)になるから縁起がよくなく、大晦日ぎりぎりの31日だと「1夜飾り」になってしまって、バタバタするので、大事な歳神様に対して失礼だという考え方です。

30日は最近では大丈夫とされていますが、旧暦には12月31日がなく12月30日が実質的な大晦日だったので、旧暦でみると一夜飾りになってしまうので、できるならば避けたい日です。

門松は、12月28日に飾りましょう。

鏡餅

鏡餅

鏡餅

鏡餅は歳神様への供物として捧げられるものです。

なぜ鏡かといいますと、鏡には神が宿るとされていて、三種の神器の1つで神事に使われているからです。

しめ飾り

しめ飾り

しめ飾り

しめ縄は「注連縄」と書きます。

神聖な場所と現世を隔てている結界の役目です。

しめ縄の由来は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸から出てきた時にふたたび、岩穴に戻らないように、注連縄で天岩戸を塞いだという神話にもとづいています。

しめ飾りとは、しめ縄にお正月に歳神様を迎える為に、縁起物と呼ばれるものを飾り付け、歳神様が通られる玄関先や神棚に飾るものです。

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まとめ

お正月とは・・・1年が無事に終了したことと新しい年をお祝いする行事です。
起源・・・6世紀の後半からでしょう
歳神様・・・来訪神、穀物神、祖霊、歳徳神
習慣・・・年賀状、お雑煮、お年玉、おせち
飾り物・・・門松、鏡餅、しめ飾り

以上、お正月についてご紹介させていただきました。

歳神様を迎えて正月をお祝いするというのは、前にテレビCMで流れていたので、ご存知の方も多いのではなかったでしょうか。

歳神様やご先祖さまに感謝して、新しい年も良い年になるようにしていきましょう。

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参考:
正月 – Wikipedia
歳神様(年神様)とは|正しい迎え方/飾り方/祀り方を知り良い一年を迎える | 神仏.ネット

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