山の日の由来は?なぜ8月11日になった?2021年も同じ?

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山の日の由来は?

山の日の由来は?

2016年(平成28年)から8月11日が「山の日」になり祝日になりました。

2021年の山の日が来ても、まだ6回しか訪れていない新しい祝日です。

山の日にどんな由来があるのか、なぜ8月11日になったのか、オリンピック開催の影響で2021年も山の日は8月11日なのか、山の日にちなむ山の恩恵について、富士山の日、欧米先進国の休日数と比較してどうなのかということを見ていきましょう。

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山の日の由来は?なぜ8月11日になった?

結論から先に申し上げれば、山の日の由来は特にありませんし、8月11日という日付そのものにも意味はありません。

山の日に正式な由来はありませんが由来めいたことでは、山の日ができるまでは6月と8月に祝日がなかったので8月にした説と、八という字が山の姿に見えることと、11が木が立っているように見えるからという説があります。

海の日があって山の日がないので山の日も作りましょうということもあったようです。

ただ、議員の中からは「ただでさえ祝日が多いのに、海だ山だと言い出したらきりがない」という意見もありました。

山の日が日本の祝日として正式に決まる前は、それぞれの県単位で山の日を制定していたので、「山の日制定議連」という議員連盟は、日本山岳協会など山岳5団体などから聞き取りを行って山の日にふさわしい日を模索しました。

山の日が決まるまではいくつかの案が出されました。6月上旬、海の日(7月の第3月曜日)の翌日、お盆前、日曜日を祝日とする案などがありました。

お盆休みは大多数の地域で月遅れのお盆の8月13日から16日までの間なので、お盆休みに入る前の日の8月12日を山の日にしようとする案が一旦、採用されました。

しかし1985年(昭和60年)8月12日は、日本航空123便が群馬県の御巣鷹山に墜落して、多数の犠牲者が出た史上最悪の航空事故の日なので、8月12日をお祝いの日にするのは良くないとの意見が出て、採用された案が覆り前日の8月11日に決定されました。

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2021年も同じ8月11日?

2020年の場合は、東京オリンピックの閉会式が8月9日に行われる予定だったので、翌日の8月10日が山の日となり休日になりました。

2021年の山の日は、オリンピックの閉会式翌日の8月9日が山の日になる想定でしたが、長崎が被爆した日に祝日になるのは良くないとの判断から、山の日はオリンピック閉会式当日の8月8日(日)になり翌日の月曜日は振替休日ということになりました。

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山の日にちなむ山の恩恵について

山の日に由来はないですが趣旨はあります。山の日の趣旨は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」です。

我々が住む日本の国土は7割が山地で、山の国である日本ではいろいろな山で山岳信仰があり神聖な山を崇拝の対象にしています。

山に対して畏敬の念を抱きつつ、森林の木々から作られる家や家具などの恵みに感謝して生きています。

近代に入ってからも山岳信仰を意識の中では残しつつ、レジャーとしての登山が盛んに行われるようにもなってきました。現代では登山の他にキャンプやスキーなど様々なレジャーが行われています。

われわれは山の恩恵を恵みとして享受しつつ生活しています。

新しく誕生した「山の日」をきっかけにして、山からもらえる恵みについて感謝しつつもっと山のことを考える機会にしましょう。

ちなみに日本で信仰を集める聖地である富士山には、登山が好きな人達が登っていますが富士山には登山禁止の時期がありました。

その昔、富士山が噴火していたころは、怒る神の山として崇められていて登ることは禁じられていて遠くから富士山頂を拝んで祈るだけでした。

平安末期になると噴火活動が静まってきたので、山岳信仰の修験者達が富士山の霊力を得ようとして富士登山をはじめました。

しばらくして、その修験者とともに一般の人も富士山に登るようになっていきました。

現在では交通網が発達したことによって、誰もが気軽に富士登山ができるようになりました。

ただ気軽に富士山に登ることが出来るようになっても、富士山への信仰は残っていて、ご来光を拝んだり、富士山頂の旧噴火口にある火口壁の上の登山道を一周するお鉢巡りや、八海巡礼などは今でも行われています。

参考:富士山登山の歴史を知ろう!登山の多様化と周辺レジャーまとめ

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富士山の日

富士山は日本のシンボルで聖地ですが、富士山を抱く静岡県と山梨県とが共同で富士山の日条例の制定をして2月23日を富士山の日としています。語呂合わせで富(2)士(2)山(3)の日です。

富士山の日の2月23日は静岡県で県立の学校が休みになったり、山梨県では学校の休みがないとしても、施設によっては入館料が無料になったり、プレゼントなどの特典を用意している場合があったりイベントなどの開催がありました。

即位された新天皇の誕生日が2月23日なので、天皇誕生日の変更で2月23日の富士山の日は祝日になりました。

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欧米先進国の休日数と比較して

日本の祝日の数は山の日が追加されて16日となり、フランス11日・アメリカ10日・ドイツ9日・イギリス8日の欧米の先進国諸国と比較して最も多いです。

思ったよりアメリカの祝日は多くないですが、基本的に自分で休む日を自由に決めていて、たとえば土日も仕事をして月曜日からは休みにするなどしています。

昔、日本人は働きすぎているので、休日を増やすように諸外国から言い寄られていましたが有給さえ取りづらい日本なのに、山の日などの祝日の数だけは先進国で一番多いのは皮肉なものです。

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まとめ

山の日の由来は特にありませんし、8月11日という日付そのものにも意味はありません。

1985年(昭和60年)8月12日は、日本航空123便が群馬県の御巣鷹山に墜落して、多数の犠牲者が出た史上最悪の航空事故の日なので、8月12日をお祝いの日にするのは良くないとの意見が出て、採用された案が覆り前日の8月11日に決定されました。

2021年の山の日は、オリンピックの閉会式翌日の8月9日が山の日になる想定でしたが、長崎が被爆した日に祝日になるのは良くないとの判断から、山の日はオリンピック閉会式当日の8月8日(日)になり翌日の月曜日は振替休日ということになりました。

山の日に由来はないですが趣旨はあります。山の日の趣旨は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」です。

富士山は日本のシンボルで聖地ですが、富士山を抱く静岡県と山梨県とが共同で富士山の日条例の制定をして2月23日を富士山の日としています。語呂合わせで富(2)士(2)山(3)の日です。

即位された新天皇の誕生日が2月23日なので、天皇誕生日の変更で2月23日の富士山の日は祝日になりました。

昔、日本人は働きすぎているので、休日を増やすように諸外国から言い寄られていましたが有給さえ取りづらい日本なのに、山の日などの祝日の数だけは先進国で一番多いのは皮肉なものです。

以上、「山の日の由来は?なぜ8月11日になった?2021年も同じ?」でした。

参考:山の日 – Wikipedia

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