
ダニ刺され(ソファー・寝具類・カーペット・畳)のダニの退治方法

ダニ刺され(ソファー・布団・マットレス・カーペット・畳)のダニの退治方法を教えて!

お教えいたします
日本で屋内のダニが増えたのは、1960年代からの高度経済成長期だといわれています。
それまでの日本の家屋は障子などで風通しが良かったのですが、鉄筋コンクリートでできたマンションや団地などの、密閉されて風通しが悪い住宅が多くなったことがダニが増えた原因です。
ダニに刺されると痒いし、噛まれた跡が残ることがあるので刺されたくないですよね。
この記事では、ダニ刺され(ソファー・布団・マットレス・カーペット・畳)のダニの退治方法、ダニ退治方法の基本、ダニが大量に発生したときの退治方法、ダニの種類をお伝えします。
ダニ刺され(ソファー・布団・マットレス・カーペット・畳)のダニの退治方法
ソファー

ソファーのダニ退治
布張りのソファーは、ダニの餌となるフケや食べかすが付着しやすいので、ダニが繁殖しやすいです。
布カバーが外せるなら、洗って乾かしてカバーを付ける前に掃除機をしっかりかければ、ダニは退治できます。
布カバーが外せないタイプのソファーの場合は、マットレスや畳と同じで、布団乾燥機をかけてダニを退治させてから掃除機で吸い取ります。
布団

布団干し
ダニは人のフケやアカが大好物です。
布団はフケやアカが溜まりやすいし、寝ている間に出る汗で布団の中の湿度が高くなります。
寝具類はダニが一番繁殖しやすい場所になります。
コインランドリーか専用の布団乾燥機
布団の場合は高温で乾燥をしたほうがいいので、3ヶ月に1回ぐらいコインランドリーの高温乾燥機に30分ぐらいかけるか、家庭用の専用の布団乾燥機でダニの退治をしましょう。
最近の布団乾燥機はダニ退治モードを搭載しているので便利です。
高温乾燥機にかけたあとは、ダニの死骸が大量に布団にとどまったままです。
ダニの死骸はアレルギーの原因になるので、しっかりと掃除機をかけて布団にいる大量のダニの死骸を吸いましょう。
布団を干す
布団を太陽に当てて干すことは、ダニの退治には不十分といわれますがやらないよりはいいでしょう。
太陽に当てて干す場合は、布団たたきはしないようにしましょう。
布団たたきをすると、ダニの死骸や糞が細かくなって布団の表面に出てきます。
ダニの死骸や糞を、寝ている間に吸い込んでしまいアレルギーの原因になります。
また布団を叩くことで中綿が壊れてしまうため、クッションや断熱性や保温性の機能がダメになってしまいます。
布団を太陽に当てたあとは、ダニの死骸や糞を掃除機で吸い取るだけにしましょう。
マットレス

マットレスにダニ
マットレスもダニが増えやすい場所です。
コナヒョウダニは50度以上で10分で死滅するので、マットレスに付いているカバーの側生地(がわきじ)が外せるなら高温で洗濯機で洗い乾燥させればいいです。
50度以上のお湯が入れられない洗濯機では、この方法が使えません。
また側生地が外せないタイプのマットレスは、クリーニング業者も取り扱ってないことが多いので、布団乾燥機か「ダニがいなくなるスプレー」などのダニ退治スプレーで退治してください。
ダニは夜行性なので、布団乾燥機で退治するときは1時間くらい部屋を暗くしてダニがマットレスの表面に出てくるまで待ちましょう。
カーペーット

カーペーットにダニ
カーペットを敷いてある部屋は、ダニにとって温度も湿度も適度なので人間のフケ・髪の毛・食べかすなどを餌として繁殖します。
カーペットのダニの退治方法は、高温の蒸気をカーペットに送れるスチームアイロンがおすすめです。
カーペットにスチームアイロンをかける方法

カーペットにスチームアイロンをかけましょう
マットレスに布団乾燥機をかけたときと同じように、
- 部屋を1時間ほど暗くしてダニが表面に出てくるのを待ちましょう。
- 1時間ほど待ったら、掃除機をかけて表面にいるダニを吸み込みましょう。
- カーペーットの焦げ付き防止のため、濡らしたタオルを固くしぼって上に敷きます。
- 濡れたタオルを敷いたら、1ヶ所あたり30秒を目安にして、温度を強に設定してアイロンのスチームをカーペットに当てます。
- 最後にもう一度、死滅したダニを掃除機で吸い取ります。
「アイロンがけはできません」というカーペットにスチームアイロンをかけたい場合は、低温で様子を見ながらやってみましょう(自己責任でお願いします)。
畳

畳にもダニ
畳にも、ダニのエサになる人間のフケ・髪の毛・ダニの死骸・ダニの糞などが落ちていて、ダニが繁殖しやすいです。
畳のダニ退治方法は、畳を外して天日干しにすることです。
天日干し後はしっかりと掃除機をかけて、ダニの死骸を吸い取りましょう。
畳を外すのが大変な場合は、畳にも布団乾燥機がかけられるので、畳と掛け布団の間で布団乾燥機を使って1畳ずつかけましょう。
布団乾燥機をかけ終わったら掃除機も忘れずにかけましょう。
ダニ退治方法の基本
ダニ退治方法の基本は、
- 湿度を低めに保つ
- こまめに掃除する
です。
湿度を低めに保つ
ダニが繁殖する湿度は、60~80%です。
60%以下の湿度の場所ではダニは生息しにくくなるので、ダニを退治する基本は部屋の湿度を低めに保つことです。
湿度を下げるには、
- 換気をする
- エアコンの除湿機能を使う
の2つを実践して、ダニの繁殖を抑えましょう。
こまめに掃除する
ダニを退治する方法は、ダニが生息している場所(ソファー・布団・マットレス・カーペット・畳)を継続してこまめに掃除しましょう。
ダニが大量に発生してしまうと駆除や退治が大変になるので、ダニが少ないうちにこまめに掃除をすれば大量に発生しないでしょう。
ダニが大量に発生したときの退治方法
先程ご紹介した
- ソファー
- 布団
- マットレス
- カーペット
- 畳
などの場所別のダニ退治をやってもダニに刺されるのなら、すでに大量にダニが発生している可能性があるので、市販の「ダニ駆除用の燻煙剤」か「ダニ捕りロボ」を使いましょう。
ダニ駆除用の燻煙剤

ダニ退治用の燻煙剤
市販の「ダニ駆除用の燻煙剤」を使いましょう。
ダニ駆除用の燻煙剤でダニを退治したあとは、フケや髪の毛や食べかすなどを除去するために毎日念入りに掃除機をかけましょう。
ただ燻煙剤はダニが大量発生している場合、一度の使用ではダニを退治しきれず、すぐにまた増えてしまうケースが多いです。
ダニ捕りロボ
置くだけで安全にダニ退治をしてくれる「ダニ捕りロボ」という商品があります。
「ダニ捕りロボ」はダニをおびき寄せて乾燥させます。
1)大量捕獲
ダニ捕りロボの内部にダニが好む誘引剤を仕込んであり、布団等の奥に潜り込んだチリダニ・ツメダニ等を引き寄せます。
2)ダニの弱点の「乾燥」で退治
ダニは約80%が水分です。誘引剤中の吸湿性セラミックがダニの体表等に付着し水分を奪い退治します。
※商品内のダニは100%退治※
JISに準拠した「防ダニ試験」で「ダニ増殖抑制率100%」として証明されています。
3)退治したら逃がさない
ダニ捕りロボ内の死骸は、不織布を重ねたマット内に閉じ込められます。
使用後はそのまま捨てるだけなので簡単です。
【国内外の検査機関で各種安全性が立証されています】
化学性殺虫成分0で安心!
商品の誘引剤は食品粉末・ビール酵母・食品添加物など自然由来の成分のみ。
お子様やペットがいるご家庭でも安心!
ダニ捕りロボは3ヶ月間の長い効果があるので「1日約18円」でダニ退治ができます。
初回は本体ケース付で、3ヵ月後は詰替え商品のみでOKなのでコスパ抜群です。
置くだけ簡単で手間いらずの「ダニ捕りロボ」でダニに刺されない安心・安全な毎日を手に入れましょう。
ダニの種類は?
普通の家庭で布団にいるほとんどのダニは「チリダニ」です。
チリダニの死骸や糞はアレルギーの原因になります。
チリダニは「コナヒョウヒダニ」と「ヤケヒョウヒダニ」という2種類います。
1匹のコナヒョウヒダニは生きている間に60~80個、ヤケヒョウヒダニは生きている間に50~90個卵を生みます。
人が刺されて痒くなる原因になるのは「ツメダニ」で、ツメダニはチリダニなどを食べます。
まとめ
- ダニ刺され(ソファー・布団・マットレス・カーペット・畳)のダニの退治方法
- ソファー
布カバーが外せるなら、洗って乾かしてカバーを付ける前に、掃除機をしっかりかければ大丈夫です。 - 布団
- コインランドリーか専用の布団乾燥機
3ヶ月に1回ぐらいコインランドリーの高温乾燥機に30分ぐらいかけるか、家庭用の専用の布団乾燥機でダニの退治をしましょう。 - 布団を干す
布団を太陽に当てたあとは、ダニの死骸や糞を掃除機で吸い取るだけにしましょう。
- コインランドリーか専用の布団乾燥機
- マットレス
コナヒョウダニは50度以上で10分で死滅するので、マットレスに付いているカバーの側生地(がわきじ)が外せるなら、高温で洗濯機で洗い乾燥させればいいです。 - カーペーット
- カーペットにスチームアイロンをかける方法
部屋を1時間ほど暗くしてダニが表面に出てくるのを待ちましょう。1時間ほど待ったら、掃除機をかけて表面にいるダニを吸み込みましょう。
- カーペットにスチームアイロンをかける方法
- 畳
畳を外して天日干ししましょう。
- ソファー
- ダニ退治方法の基本
- 湿度を低めに保つ
- こまめに掃除する
- ダニが大量に発生したときの退治方法
- ダニ駆除用の燻煙剤
- ダニ捕りロボ
- ダニの種類は?
普通の家庭で布団にいるほとんどのダニは「チリダニ」といわれるダニです。
ダニに刺されたら、すぐに退治しないと簡単に繁殖してしまいます。部屋の湿度を低くしたり、 定期的にしっかり掃除をしてダニを退治しましょう。



