
家事代行サービスは贅沢?共働きなら利用する?どんな内容?
家事代行サービスを利用するのは贅沢なのでしょうか?
贅沢かどうかは個人の価値観ですが、家事代行サービスを利用したことがある人は、7%しかいません。
共働きで収入が多くても、家事や育児をやる時間がなくても、家事代行サービスを利用するのは贅沢なようです。
この記事では「家事代行サービスは贅沢?共働きなら利用する?どんな内容?頻度は?」を解説します。
家事代行サービスは贅沢?
家事代行サービスが贅沢かどうかを判断する指標に、株式会社プラネットが行った「家事代行に関する意識調査」(期間:2018 年 10 月 26 日~11 月 9 日、DIMSDRIVE モニター3,871 人)があります。
調査では、専業主婦・共働きに関わらず、利用したことがない人は93.0%でした。
最近では、家事代行は普及しているかと思いましたが、
- 「定期的(必要な時)に利用したことがある」人は2.5%、
- 「以前は利用したことがあるが今は利用していない」人が4.5%
で、利用したことがある人は合わせて7.0%にとどまりました。
まだまだ、家事代行サービスは敷居が高くて贅沢といえるのでしょう。
ただ「料金設定のお得なサービスがあれば」20.5%(男性17.0%:女性25.6%)の人が利用したいと思っています。
家事代行サービスのコスパが良ければ、男性よりも女性の方が利用しても良いと思っています。
今まで利用したことがなくて今後も利用するつもりのない人の理由では、
- 1位「料金が高い」73.3%(男性75.0%:女性69.8%)
- 2位「他人を家の中に入れたくない」35.4%(男性32.6%:女性41.2%)
- 3位「自分、家族の家事に満足している」
- 4位「家事は家族ですべき」
- 5位「汚れているのを見られるのが恥ずかしい」
以上が、アンケートの結果でした。
家事代行サービスを、贅沢という理由で利用する人が少なくても、あなたのご家庭で家事代行サービスが必要なら、利用することに遠慮はいらないとは思います。
家事代行サービスは共働きなら利用する?
夫婦共働きで、ふたりとも帰宅が遅かったり、時間的に余裕が無かったりしたら、家事が滞るので家事代行サービスが必要になることもあるでしょう?
家事代行サービスを検討する前に、夫や子供に家事を分担しても家事が回っていかなければ、自分や家族の負担を軽くするために、家事代行サービスを検討するのは、贅沢ではないと思います。
家事代行サービスを利用すると、金銭的な出費がネックになりますが、出費以上に時間と精神に余裕ができます。
共働きなら、家事をやる時間がないですが、家事代行サービスを利用すると、家族の時間が増えてお互いにやさしくなれるかもしれません。
家事代行サービスの内容によって、金額が違いますので、安心できて安い家事代行サービス業者を探すとよいでしょう。
参考として、以下では家事代行サービスの主な内容を見ていきます。
家事代行サービスの主な内容
家事代行サービス業者によってサービス内容は違いますが、主な内容は、
- 部屋の掃除(掃除機・クイックルワイパーなど)
- お風呂掃除
- トイレ掃除
- 庭の掃除・植物に水やり
- ゴミ捨て
- 買い物(食品・日用品)
- 料理(つくりおき)
- 皿洗い
- アイロンがけ
- 他
などです。
依頼する家事のなかでも特に多いのが、部屋の掃除、お風呂・トイレなどの水回りの清掃です。
家事代行サービスは日常的な家事を代行してくれますが、エアコンの内部清掃や室外機の清掃、レンジフードの内部清掃などの専門的な清掃に関しては、家事代行サービスではなくハウスクリーニングの業務範囲になります。
家事代行サービスを利用する頻度
家事代行サービスを利用する頻度ですが、毎日家事をしてもらえる住み込みの家政婦と違って家事代行サービスの契約は時間単位で利用できます。
たとえば、1回2時間で週1回利用するなどです。
1週間に2回きてもらうこともできますが、そこは家計の予算との兼ね合いになります。
家事代行サービスの相場は基本料金が1時間あたり2,000円~3,000円程度になるので、3,000円だとしたら1回2時間で週1回利用したら24,000円になり、消費税込で26,400円、月2回ならば消費税込みで52,800円ということになります。
エアコンやレンジフードの内部清掃などの専門的なハウスクリーニング代の捻出や、家事代行サービスを週1回で済ますために、全部の家事を奥様が自分ひとりで抱え込んでいないで、夫や子供にも家事を分担させましょう。
夫や子供には自分が忙しいときに必要性の高いことを頼むようにするとか、あらかじめ分担を決めておいて、たとえば「ゴミ出し」「家電や家具の修理」「風呂掃除」「旅行やレジャーの計画」などを担当してもらいましょう。
子供には、家事は奥さん一人でやるものではなく、家族の全員が協力してやるものということを子供のうちから教えておきましょう。
そして夫が家事をやって自分のやりかたと違っていても、文句は言わない方がいいです。
文句を言われるとやる気を失ってしまいます。
逆に家事をやってもらえたことに喜ぶと、夫は嬉しくなってもっと他の家事も積極的にやってくれるようになります。
家事代行サービスのような便利なサービス
家事代行サービスは贅沢ということですが、世の中には、困っている人を助けるために、以下の例のようなサービスがあります。
- 買い物で重いものやかさばるものや食材を宅配してくれる「ネットスーパー」
- 低価格でクリーニングと宅配をしてくれる「宅配クリーニング」
- 平日にいかなければならない住所変更などの「役所手続き代行」
- お墓参りやお墓の掃除もやってくれる「墓参り代行」
- 犬の運動不足解消に必要な犬の散歩をやってくれる「犬の散歩代行」
- 代わりに行列に並んでくれる「行列代行」
- 極めつけは「家族代行」の「父親レンタル」「母親レンタル」「夫レンタル」「妻レンタル」
などがサービスとして存在しています。
家事代行サービスを特別なサービスとしてではなく、困っている自分を助けてくれる便利なサービスと位置づけて、利用すればいいのではないでしょうか?
まとめ
- 家事代行サービスは贅沢?
- 家事代行サービスは共働きなら利用する?
- 家事代行サービスの主な内容
- 家事代行サービスを利用する頻度
- 家事代行サービスのような便利なサービス
を、お伝えしました。
基本的に、家事は奥様一人で負担するのではなく、家族全員で協力しましょう。
どうしても、家族だけでは家事が回らないなら、家事代行サービスに週1回から依頼しても、贅沢ではないと思います。
家事代行サービスを利用すると、時間に余裕ができてプライベートが充実するでしょう。
