おひとりさま女性の老後資金はいくらあれば足りる?

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最近は、おひとりさま女性のまま老後をむかえる人が多いと聞きます。でもおひとりさま女性といっても

  • 結婚した
  • 独身
  • 離婚した
  • 子供の有無

などによって老後にいくらあれば足りるかは違ってきます。

個人個人で年金収入も家計支出も違いますので、一概にはいくら必要とは言えませんが平均的なおひとりさま女性の老後資金(60歳~)を計算してみたいと思います。参考になれば幸いです。

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おひとりさま女性の老後資金はいくら?

おひとりさま女性の老後資金がいくら必要かといえば約2,000万円といわれていますが、最新のデータをもとに再計算してみたいと思います。

老後資金にいくら備えればいいかは「老後の収入」から「老後の支出」を引くことで分かります。マイナスならば足りないということですね。仮に会社を60歳で定年を迎え収入がなくなり、65歳から年金を受け取り始めるとします。

まず、老後の収入ですが、厚生労働省が平成30年12月に発表した「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、女性の厚生年金保険の受給額は、65歳以上で月108,776円となっています。65歳から90歳まで年金を受け取るとすると老後の収入は25年間で、108,776円×300ヵ月=32,632,800円となります。

平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況

 

そして老後の支出の方ですが、総務省が発表した2018年の「家計調査」によると60歳からの1ヵ月の生活費は152,387円、65歳以上の生活費は151,421円でした。前年の調査のときより1ヶ月の生活費が若干増えています。

60歳以上152,387円×12×5年=9,143,220円
65歳以上151,421円×12×25年=45,426,300円
9,143,220円+45,426,300円=54,569,520円

つまり、老後に必要な資金の最低額は、54,569,520円-32,632,800円=21,936,720円で、およそ2,200万円が目安になります。

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平均必要老後資金に自分の条件を加味する

おひとりさま女性の必要最低老後資金は2,200万円と計算しましたが、この計算はあくまでも平均値です。1ヶ月あたり支出金額の中には保健医療費も60歳までで8,845円、65歳以上で8,864円計上してありますが、もしかしたら、大きな病気や事故にあうかもしれません。予備で200万円計上しておきましょう。

老後の楽しみに旅行に行きたい人も多いと思います。ある調査によりますと、老後の楽しみランキング1位旅行になっています。調査によりますと旅行にかける1ヶ月の出費は毎月3万円ということなので、毎月3万円の国内旅行もいいでしょうし、毎月は行かないで1年に1回36万円で海外旅行もいいでしょう。

例えば、老後60歳から70歳くらいまで元気に動けて旅行にいくとして、老後資金に加算される旅行資金として1年36万円、10年で360万円の金額が予想できます。

また居住地が都会ではなく交通網の発達していない田舎ならば自家用車が必須になるでしょう。自家用車を維持していくにはガソリン代や車検代などの車両維持費や自動車税などの税金も支払いも加わってきます。そして車が壊れたりしたら買い替えもしなければなりません。

普通自動車だと税金なども高くつくので軽自動車で良いとして、持ち家で駐車場代がかからないとしても、ガソリン代、車検代、保険代、税金、消耗品代で1年間に換算すると約240,000円程必要になります。高齢ドライバーの運転が問題になっているので、70歳まで運転してその後、運転免許証を返納するとすれば、240,000円×10年2,400,000円が必要になります。

旅行も車も両方必要となれば、必要最低老後資金2,200万円+予備200万円+旅行360万円+自動車240万円=3,000万円

なんと3,000万円になってしまいました。こうして、自分のライフスタイルにあわせた老後資金の計算ができますが、この足りない3,000万円の老後資金をどうやって準備すればいいのでしょう?

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おひとりさま女性が必要な老後資金を今のうちから準備する4つの方法

最低必要な老後資金2,200万円、ライフスタイルで必要になる金額が600万円、予備費として仮に200万円を足して、老後資金として3,000万円必要と計算出来ましたが、その資金をどうするか検討がつかない人は次の3つがヒントになるかもしれません。

質素な生活を心がける

おひとりさま女性の1か月の生活費は約15万円程度ですが、質素な生活を心がけて節約をして1か月1万円節約すれば30年で360万円節約出来ますのでこれだけでも結構な金額になります。でもいきなり生活のスタイルを変えることは難しいと思うので、少しずつ質素な生活に慣れていきましょう。

元気ならば60歳を過ぎても働く

今は60歳を過ぎても元気な人が多いので60歳以降も退職しないで定年が延長されれば慣れ親しんだ職場で仕事ができるので一番いいでしょうが、退職してしまった場合でも、職を探して働いてみるのもいいかもしれません。無理しないで月15万円ぐらい働いたとして70歳ぐらいまでで1,800万円になります。

質素な生活と70歳くらいまで働けば合計で360万円+1,800円=2,160万円になりますので、必要最低老後資金2,200万円に大体届きます。

老後の資金形成の優遇制度を利用する

老後の資金形成のための3つの制度を利用しましょう。

企業型確定拠出年金

退職金として会社によって加入している人が多い企業型確定拠出年金です。会社が掛金を拠出してくれ、従業員が運用する制度です。運用成績によって退職後に受け取る額が変わりますので運用状況をちゃんとチェックしてしっかりと理解しながらうまく運用していきましょう。

積み立てた年金資産は原則60歳まで引き出すことはできませんが、定年退職を迎える60歳以降に、積み立ててきた年金資産を一時金(退職金)か年金の形式で受け取ります。

個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは、自分で作る年金制度のことです。60歳になるまで引き出すことはできませんが、月額5,000円からはじめることができます。

加入者が毎月一定の金額を積み立て、定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取ります。老後資金という目的とあれば、税金面でも優遇されます。40代からでもメリットが大きいのではやいうちから入るとお得です。

つみたてNISA

つみたてNISAとは、先の2つのように年金という形ではありませんが、2018年1月からスタートした、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。非課税期間は最長20年あります。投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。

このように老後の準備をするために、その個人のやり方によって資産形成の優遇制度をどう活用するか検討しておいてもいいかと思います。

ファイナンシャル・プランナーに見てもらう

FP(ファイナンシャル・プランナー)はお金の管理のスペシャリストです。家計簿をみればその人の生活で要らないもの、削れるものなどがわかります。

老後資金のほかにも遺産や不動産などの専門家でもあります。FPに相談することによって、お金の悩み事や今後のこともすべてわかります。無料相談もあるようなので、いちど家計簿を見てもらってはいかがでしょう?

私事ですが一度、FPではないですが身内に見てもらったとき、年の功なのかどうかすごく的確に指示されました。それからはきちんとお金の管理ができるようになりました。

実際に付けてみると家計簿は面倒くさいですが、付けておくと自分が無駄遣いしていることがとてもよくわかりますので、節約するときには家計簿を活用するといいでしょう。

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まとめ

老後に必要な資金の最低額は、およそ2,200万円が目安になります。旅行も車も両方必要となれば、予備200万円を足して3,000万円必要になります。

対処法として、質素な生活を心がけたり、元気ならば60歳を過ぎても働いたり、老後の資金形成の優遇制度を利用してもいいでしょう。またファイナンシャルプランナーに相談してみてもなにかのヒントがもらえるかもしれません。

以上、「おひとりさま女性の老後資金はいくらあれば足りる?」でした。この記事がなにかのお役にたてば幸いです。

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