この記事を読むのに必要な時間は約 4 分 50 秒です。
臭いと敬遠されてしまいます。
加齢臭はよく聞きますが中高年の男性に多くみられる皮膚ガスとは何でしょうか?
皮膚ガスはわかっているだけで300種類以上あるので皮膚ガスが出る原因と対策を知って少しでも皮膚ガスが出ないようにして近くにいる人に迷惑にならないようにしましょう。
皮膚ガスとは?
「皮膚ガス」とはあまり聞きなれない言葉ですが情緒や食べ物、体調や加齢によって生じます。
まさに心身のバロメーターといえます。
体臭として身体の表面から出ている揮発性物質の総称が皮膚ガスです。
皮膚ガスは年代によって変化しますが臭い的には「使い古しの油」や「チーズ」の臭いとされています。
いまだに皮膚ガスの全部の種類は特定されていないのですが今までにわかっているものは300種類以上あります。
その一部をご紹介します。
- アセトン
- アセトアルデヒド
- 酢酸
- アンモニア
- ジアセチル
- トルエン
皮膚ガスが出る原因は?
皮膚ガスは食事で摂取するタンパク質、糖質、脂質などの物質や皮膚の表面に出来る物質などから出来ています。
皮膚ガスは若い時には、よく動くので多くは汗の臭いです。
30代を過ぎた男性は皮膚の表面から「ミドル脂臭」が出てきます。ミドル脂臭は別名(中年男性臭)とも言われていて、原因は上にも出てきた「ジアセチル」という成分です。
年を重ねると加齢臭という有名な皮膚ガスが出てきます。加齢臭は資生堂が1999年に発見しました。加齢臭の臭いの原因物質は皮脂が酸化して生じるノネナールです。
加齢臭は老化が原因でノネナールが増えます。30代中頃から加齢臭がする人もいて50代になる頃には臭いが強さを増します。
年代によっていろんな皮膚ガスが発生しますが仕事などで疲れた時にでる疲労臭なるものも存在しています。
また、年代に関係なくストレスでも皮膚ガスが発生することを資生堂が発見しました。皮膚ガスの研究をしていたところ、ストレスで「STチオジメタン」という成分の皮膚ガスが発生することがわかりました。
皮膚ガスが出る時の対策は?
- シャワーやお風呂に入る
- 香水などはウッディ系
- ストレスを少なくする
- お酒やタバコを控える
- 食事に気を付けて、偏食にならないようにする
- 生活のリズムを整え、寝不足にならないように気を付ける
- 適度な運動をする
- 季節の変わり目などにクリーニングに出す
- 病気も疑ってみる
シャワーやお風呂に入る朝、出かける前にシャワーを浴びて夜帰ってきたらお風呂に入りましょう。
そうすることで皮脂汚れや汗をしっかり洗い流すことが出来るとともにリラックスできるのでイヤな臭いをへらすことが出来ます。
香水などはウッディ系香水や臭い付きの制汗剤もある程度有効ですが皮膚ガスの種類によっては混ぜ合わさって変な臭いになることがあります。
シトラス系よりウッディ系の香水などをチョイスするといいでしょう。
ストレスを少なくする皮膚ガスの原因の一部はストレスですのでストレスをできるだけ少なくしましょう。しかし、この厳しい社会でストレスを回避するのは難しいことです。
オフの時には自分の趣味に没頭したり、カラオケなどで充分にストレスを発散してください。リラックスできる音楽を聴いたり、アロママッサージをするのもいいです。
まとめ
皮膚ガスとは?
体臭として身体の表面から出ている揮発性物質の総称が皮膚ガスです。
皮膚ガスが出る原因は?
皮膚ガスは、食事で摂取するタンパク質、糖質、脂質などの物質や皮膚の表面に出来る物質などから出来ています。
皮膚ガスが出る時の対策は?
- シャワーやお風呂に入る
- 香水などはウッディ系
- ストレスを少なくする
- お酒やタバコを控える
- 食事に気を付けて、偏食にならないようにする
- 生活のリズムを整え、寝不足にならないように気を付ける
- 適度な運動をする
- 季節の変わり目などにクリーニングに出す
- 病気も疑ってみる
皮膚ガス対策がんばりましょう。
臭いつながりでこちらの記事もよろしかったらどうぞ




健康つながりでこちらの記事もよろしかったらどうぞ


