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部屋がカビ臭くないですか?
部屋がカビ臭い原因は主にエアコンに付いてしまったカビですがタンスの裏・部屋のスミ・下駄箱や押入れの奥などにもカビが発生します。見えないところに発生しているから部屋が臭ってしまっていたんです。
部屋がカビ臭いと健康被害の恐れがあります。
部屋がカビ臭い時の原因と対策で部屋を快適に保つ方法をご紹介します。
部屋がカビ臭いと健康被害の恐れあり
カビは真菌といいます。真菌の中にはアスピルギス属という真菌があります。この中には「アスピルギス・オリゼー」という二ホンコウジカビがあり昔からお醤油やお味噌を作ってくれていて日本人の私達の生活には欠かせません。
しかし、同じアスピルギス属でも「アスペルギルス・フミガーツス」というカビは健康被害を引き起こします。吸い込むと肺アスピルギス症になる恐れがあります。
この菌は土壌や空気中や穀物にもある真菌ですが空中に漂っている胞子を吸い込んで感染してしまいます。
この肺アスピルギス症の主な症状は咳や痰、胸の痛み、呼吸困難などですが肺の空洞にカビの塊ができる肺アスペルギローマを引き起こしてしまうことも珍しくありません。
さらに、侵襲性肺アスペルギルス症という病気にもなることがあります。それはステロイドや免疫抑制剤を使っているときです。侵襲性肺アスペルギルス症はカビの真菌が血管の中に入ってきていろいろな臓器を壊してしまいます。
また、肺だけでなく副鼻腔炎や外耳道炎を引き起こすこともあります。
また、穀類でもカビ菌が発生します。
近年このアスペルギルス・フミガーツスによる病気の報告が増えています。
一応、治療法は確立している病気ですが、エアコンにカビがついているとアスペルギルス・フミガーツスによる病気によくなりやすいのでエアコンの掃除は怠らないようにしましょう。
また「アスペルギルス・フラブス」という穀類やナッツ類、豆類で発生するカビがあり毒素である「アフラトキシン」というカビ毒を出すことも知られています。
カビは以上のように健康被害を引き起こしてしまいますのでカビと一緒に暮らさないことが大事です。
部屋がカビ臭い時の原因
春や秋など窓を空けるだけで済む季節はいいですが夏は最近、酷暑と呼ばれるくらいの暑さです。こんなときはエアコン必須ですよね。でもエアコンを付けると「もあっと」カビ臭いときがあります。
それはまさしくカビのせいです。もっと詳しく言うとカビが発生しやすい状態にあるんです。
カビが発生する原因は、
- 「酸素があること」
- 「湿度が80%以上あること」
- 「気温が20~30度のとき」
です。
まさしくエアコンの中はカビにとって天国なんですよね。その状態でエアコンを付けるとカビが部屋に舞ってしまいます。その前にエアコンをきれいにしましょう。
カビはエアコンのほかにもタンスの裏・部屋のスミ・下駄箱や押入れの奥などでにも発生します。見えないところに発生しているから部屋が臭ってしまっていたんです。
部屋がカビ臭い時の対策
とことん掃除すればカビはなくなります。ここでは部屋がカビ臭い時の対策を紹介します。
部屋のエアコンのフィルターやファンやフィンをキレイにする
久しぶりにエアコンを付けた時の嫌な臭いはカビの臭いなのでカビ対策としてエアコンを付ける前にはフィルターやファンやフィンを掃除しましょう。
でも、エアコンは高いところにあるので掃除は面倒ですよね。でも病気にはなりたくはないと思います。そこで、エアコンのお掃除を「おそうじ本舗」にまかせてみませんか?
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エアコンのカビの匂いの応急対策
フィルターやファンやフィンの掃除をする前の匂いの応急対策としてすぐ出来る方法をご紹介します。
エアコンの運転を開始したあと約10分間は窓を開けておく
エアコンを運転したすぐあとは一度にカビの胞子がエアコンの外に出てきます。臭い匂いの原因ですね。なのでエアコンを付けたらすぐに窓を開けましょう。約10分間窓を開けておいて外にカビの胞子を出してしまえば部屋の中にはカビの臭いはそれほどしないはずです。
冷房のときは室温を27度以下に設定しましょう
臭いは気温が低いと空気中に蒸発しにくくなるので臭いがあっても感じにくくなります。なので夏、冷房にした時に臭かった時には低い温度の27度以下にしてみてください。
1時間以上高温で送風運転してみましょう
夏の暑いときはできませんがエアコンの温度設定を高くして窓を開けて1時間以上送風運転をしてみましょう。カビ菌は湿気に強いですが乾燥に弱いのでカビ菌が減ってくれます。
部屋のクローゼットや押入れ、下駄箱の掃除の仕方
クローゼットや押入れにものを詰め込まない。また、衣類はクリーニングに出したら袋はとりましょう。衣類の風通しが悪くなりカビの発生原因になります。
換気をする
クローゼットや下駄箱の風通しを良くしましょう。「すのこ」を100均やホームセンターで買ってくるといいでしょう。モノを置く前に「すのこ」を置き風通しをよくします。
収納している服や靴を時々外に出す
いわゆる「虫干し」というやつですね。3か月に1回の割合で虫干しをやるといいでしょう。
部屋全体の湿度を下げる
部屋に湿気をこもらせないように、たまには窓を開けて部屋に風を通すようにしましょう。
外が雨で洗濯物を部屋干しするときには部屋の中ではなくて浴室に干して浴室乾燥機を使いましょう。
浴室乾燥機がなければ浴室の換気扇を回すなどして洗濯物を干しましょう。また余裕があれば部屋干しにしないでコインランドリーを使うのも良いでしょう。
そしてなかなか洗濯物が乾かない時にはアイロンを使って洗濯物を熱で乾燥させましょう。
まとめ
- 部屋がカビ臭いと健康被害の恐れあり
アスピルギス属でも「アスペルギルス・フミガーツス」というカビは健康被害を引き起こします。吸い込むと肺アスピルギス症になる恐れがあります。治療法は確立している病気ですが、エアコンにカビがついていると、アスペルギルス・フミガーツスによる病気によくなりやすいのでエアコンの掃除は怠らないようにしましょう。 - 部屋がカビ臭い時の原因
部屋がカビ臭い主な原因はエアコンのカビのせいです。もっと詳しく言うとカビが発生しやすい状態にあるんです。
カビが発生する原因は、- 「酸素があること」
- 「湿度が80%以上あること」
- 「気温が20~30度のとき」
です。
- 部屋がカビ臭い時の対策
- 部屋のエアコンのフィルターやファンやフィンをキレイにする
- エアコンのカビの匂いの応急対策
- エアコンの運転を開始したあと約10分間は窓を開けておく
- 冷房のときは室温を27度以下に設定しましょう
- 1時間以上高温で送風運転してみましょう
- 部屋のクローゼットや押入れ、下駄箱の掃除の仕方
- 換気をする
- 収納している服や靴を時々外に出す
- 部屋全体の湿度を下げる
カビが原因の病気にはなりたくないと思います。カビは怖いので、みなさまも部屋やエアコンなどをいつも清潔に保っていてくださいね。エアコンクリーニングなら【おそうじ本舗】

