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「足るを知る者は富む」の言い換え・原文・英語・意味・続き

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足るを知る者は富む

足るを知る者は富む

「足るを知る者は富む」を詳しく知りたい

お教えします

「足るを知る者は富む」は、欲望を抑えて自分に必要なものに満足することが真の富であるということを表しています。

しかし、この言葉には多くのバリエーションがあり、異なる言い方で表現されることがあります。

本記事では、

  • 言葉の言い換え
  • 原文
  • 英語表現
  • 意味

について詳しく解説します。

そして、この言葉の続きから現代社会において「足るを知る者は富む」がどのように応用されるかについても考えていきます。

真に豊かな人生を送るために、この言葉が与えるヒントを探っていきましょう。

足るを知る者は富むの言い換え

「足るを知る者は富む」は、中国で道教の始祖である哲学者の老子が書いたとされる「老子」(老子道徳経)の第33章に書いてあります。

下記は「足るを知る者は富む」の言い換えや類義語です。

■ 老子第44章:「知足不辱、知止不殆」
老子の有名な言葉で「止足(しそく)の戒め」です。
足るを知れば辱(はずかし)められず、止(とどま)るを知れば殆(あや)うからず

■ 老子第46章:「禍莫大於不知足」
禍(わざわい)は足るを知らざるよりも大なるは莫(なし)

■ 禅語: 知足安分(ちそくあんぶん)
欲をかかず高望みせず、自分の境遇の分相応に満足すること。

■ 大般涅槃経: 少欲知足(しょうよくちそく)
少しの欲望で十分満ち足りていること。持っているもので満足すること。

足るを知る者は富むの原文

「足るを知る者は富む」の原文・読み下し文・解釈をしてみました。

  • 足るを知る者は富むの原文
  • 足るを知る者は富むの読み下し文
  • 足るを知る者は富むの解釈

足るを知る者は富むの原文

「足るを知る者は富む」を含む「老子」第33章の全体の原文です。

【原文】
知人者智。自知者明。
勝人者有力。自勝者強。
知足者富。強行者有志。
不失其所者久。死而不亡者壽。

足るを知る者は富むの読み下し文

「足るを知る者は富む」を含む「老子」第33章の読み下し文です。

【読み下し文】
人を知る者は智なり。自らを知る者は明なり。
人に勝つ者は力有り。自ら勝つ者は強し。
足るを知る者は富む。強めて行う者は志有り。
其の所を失わざる者は久し。死して而も亡びざる者は寿し。

足るを知る者は富むの解釈

いろいろな方が解釈されていますが、私も読み下し文やいろいろな方の解釈を参考にして第33章を解釈してみました。

【足るを知る者は富むの解釈】
他人を知り理解する人には智慧があり、自分のことを知り理解する人には優れた智慧がある。
他人に勝つ人には力があり、自分に勝つ人には強さがある。
足ることを知る人は富み、努力をする人は志しが有る。
「道」を求めることを失わない人は長く行動でき、肉体は滅びても滅びのない精神をもっている人は長い命を得る。

足るを知る者は富むの英語表現

「足るを知る者は富む」の英語表現は、

Those who know enough are rich
足るを知る者は富む

A contented mind is a perpetual feast
満足した心は永遠のごちそうです

Enough is as good as a feast
十分にごちそうと同じくらい良いです

でしょう。

足るを知る者は富むの意味

足るを知る者は富むの意味は、まさに文字通りです。

もっと欲しいと欲張るのではなく、現状で足りていることを自覚してそれ以上を望まない人は心の満足を得るということです。

  • 人間の欲望には際限がない
  • 老子が理想とした国の姿
  • ないものを数えずあるものに感謝

ということを解説します。

人間の欲望には際限がない

物と情報が溢れている現代社会の中で我々は、さまざまな欲望を刺激されて生きています。

あれが欲しいこれが欲しいと人間の欲望には際限がありません。

産業革命以降の科学技術の発展と工業化により、現在は豊かな生活ができるようになりました。

その反面、二酸化炭素の排出量増加が地球温暖化の原因になっています。

地球環境が悪化して未来の子供達が地球上で暮らしづらくなっています。

人間の欲望があるからこそ発展があるのですが、欲望によって地球に悪影響を及ぼさないことが大事なことだと思います。

もし発展の方向が間違っていたら、現状に満足することを知って修正することで、欲望をコントロールする必要があります。

老子が理想とした国の姿

昔、老子が理想とした国の姿は、小さい国土に少ない国民が暮らす小さな国家でした。

国家間の争いもなく、民衆は自給自足の生活をして衣食住に満足している状態を理想としていました。

理想を追求した老子の思想は、人間の欲望が肥大化した現代社会への警鐘を鳴らしてくれています。

ないものを数えずあるものに感謝

昔読んだ人生哲学の本に、今ないものを数えずあるものを数えて、たえずそれに感謝することで、成功して幸せになれると書いてありました。

足るを知る者は富むの考えに通じるものだと思います。

自分に不足しているものを数えることで不満が生まれます。

自分が持っているものや、あるものだけに目を向けて満足することができれば、ない物ねだりがなくなって幸せを感じることができるようになると思います。

足るを知る者は富むの続き

「足るを知る者は富む」は有名な言葉ですが、単体で存在しているのではなく老子第33章の一部なので、そのあとに大事な続きがあります。

  • 足るを知る者は富むの続きは向上心の大切さ
  • 支配者層たちの思うつぼを防ぐ意味も

足るを知る者は富むの続きは向上心の大切さ

足るを知る者は富むの続きは「強(つと)めて行う者は志有り」です。

原文では、

「知足者富。強行者有志」になります。

意味的には「足ることを知る人は富み、努力をする人は志しが有る」です。

「足るを知る者は富む」の後に「強(つと)めて行う者は志有り」と続くことで、足ることを知り満足しつつ向上心を持ち努力することも大切ということを説いています。

まずは現状に満足して、いまのありのままの自分を受け入れて、身の丈にあった向上心をもち努力していきましょう。

現状に満足して何もしないのではなく、先に行くための向上心を否定していないところが、この章の奥深いところではないでしょうか。

支配者層たちの思うつぼを防ぐ意味も

「足るを知る者は富む」はいい思想ですが、この思想はややもすると一般民衆が足ることだけを知ることは、支配者層や財を持つ者たちから見たら思うつぼになります。

この思想が浸透してしまうと、一般民衆が満足してしまって現状に疑問を持つことがなくなってしまうからです。

「足るを知る者は富む」のあとに続く「強(つと)めて行う者は志有り」で、満足しながらも、政治などの間違いがあれば積極的に声を出していくことも重要だと教えてくれています。

向上心を持つことで内的要因、声を出していくことで外的要因に対してのアプローチになります。

まとめ

「「足るを知る者は富む」の言い換え・原文・英語・意味・続き」をお届けしました。

  1. 足るを知る者は富むの言い換え
  2. 足るを知る者は富むの原文
    1. 足るを知る者は富むの原文
    2. 足るを知る者は富むの読み下し文
    3. 足るを知る者は富むの解釈
  3. 足るを知る者は富むの英語
  4. 足るを知る者は富むの意味
    1. 人間の欲望には際限がない
    2. 老子が理想とした国の姿
    3. ないものを数えずあるものに感謝
  5. 足るを知る者は富むの続き
    1. 足るを知る者は富むの続きは向上心の大切さ
    2. 支配者層たちの思うつぼを防ぐ意味も

足るを知る者は富むの思想で、今に満足しつつ向上心を持って生活していきましょう!

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