働き方改革を有給休暇の消化率と国民の祝日から見る

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働き方改革で労働者に年5日以上の年次有給休暇を取得させることが義務付けられましたが、日本では年次有給休暇の消化率は50%程度しかなく、世界 19カ国で有給消化率を比較した場合、33年連続最下位になっています。

消化率もあげていきたいですが、山の日などの国民の祝日が増えたりしますので、休みたいときに休めず、半ば強制的に休まなければならない状態です。休憩もままならなくさらに休みの日に仕事を持ち帰っている状況です。

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働き方改革

働き方改革が叫ばれる今日この頃ですが、時間外労働の上限規制があるので、今までより効率性を重んじるばかり、仕事中のちょっとした休憩も取れない問題も浮上しています。

働く人の人手不足も相まって、働き方改革で残業も禁止になって、通常の休憩時間も仕事をしなければ仕事が終わらない人々もたくさんいます。

合理的に仕事に集中させて、時間効率を考えるのは悪くはないと思いますが、働いているのは生身の人間だということを忘れないでいただきたいです。

有給休暇が取れない、休憩時間も取れないじゃストレスが蓄積して、いい仕事ができなくなります。

当然のことながら、仕事ができないのが我々の能力不足ならば、能力の底上げも必要ですが、普通の能力をもった社員が抱えきれない程の仕事を持っているという現実も多いと見受けられます。

会社で残業ができないので、家に持ち帰って残業するなど、なんか本末転倒な気がしてなりません。

国際社会においてそれぞれの企業は、いろんなものと戦っているのでしょうが、ステークホルダーとしての従業員も大事にしないと、さらなる発展は望めない気がします。

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有給休暇の消化率

何年か前、諸外国から日本人は働きすぎだから休みをもっと増やしなさいと言われて、そのとおりにしたら、逆に世界と比較したら、とても祝日の多い国になってしまいました。

ただ、有給休暇の消化率は50%程度しかなく、世界 19カ国で有給消化率を比較した場合、33年連続最下位になっています。

祝日という日を決めて日本国民が一斉に休みを取るのは良いことかもしれませんが、勤労者が自分のペースで休むことが出来ません。

日本は祝日の数では勝っているものの、有給の消化率が50%なので、有給を含めた休日の日数は、先進国とほぼ同じか逆に少なくなっています。

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世界の祝日との比較

日本の祝日

 1月:1月元日:1月1日、成人の日:1月第2月曜日

 2月:建国記念の日:2月11日、天皇誕生日:2月23日

 3月:春分の日:春分日

 4月:昭和の日:4月29日

 5月:憲法記念日:5月3日、みどりの日:5月4日、こどもの日:5月5日

 7月:海の日:7月第3月曜日

 8月:山の日:8月11日

 9月:敬老の日:9月第3月曜日、秋分の日:秋分日

10月:体育の日:10月第2月曜日

11月:文化の日:11月3日、勤労感謝の日:11月23日

祝日の数は1年間で16日ですが、2019年はその他に振替休日、国民の休日、天皇陛下の即位の日等が7日あり、天皇誕生日がありませんので22日が休日になります。

世界の祝日

世界で祝日が多い国は、コロンビア17日、インド17日です。アジア圏で多いのは、タイ23日、韓国17日、中国21日です。

欧米の先進国は、アメリカ10日、イギリス8日、フランス11日、ドイツ9日で、比較すると日本の祝日数は最も多くなっています。

参考:日本と海外の祝日の比較!生活を豊かにする祝日の数を把握しよう | PARAFT [パラフト]

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まとめ

2016年に山の日が制定されたときに、祝日をいつにするかだけを議論するのではなく、休みが増えた結果、有給休暇が取りづらくなったりすることの弊害などを考えてバランスを考えないと良くないのかと思います。

祝日は国民全体の問題で、有給休暇は会社と個人の問題なので、この問題は個別で考えなければならないのかもしれませんが、1年365日をどう働いてどう休むのかの個人個人の成果の集積が日本国全体の成果になるのではないかと思うのです。

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