キャッシュレス化を推進する理由と利点・欠点

2019年9月24日生活

10月1日から消費税増税が始まりますね。消費税が引き上げられた後の9ヶ月間、2020年の6月末まで中小、小規模事業者によるキャッシュレスによるポイント還元が実施されます。

ポイント還元等でキャッシュレス化を推進していますが、なぜキャッシュレス化を推進しているのでしょう。日本がキャッシュレス化しなかった理由とキャッシュレス化の利点と欠点も見ていこうと思います。

キャッシュレス化を推進する理由

世界規模でキャッシュレス化が進んでいますが、いまだ日本はキャッシュレス化に乗り遅れています。キャッシュレス後進国といわれる日本ですが、なぜキャッシュレスにすると良いことがあるのでしょうか?

日本は、少子高齢化の進行により消費者と労働力人口が両方とも不足するので、いまのままだと経済が回らなくなります。企業の生産性の向上とコストを減らすこと、消費者が今まで以上に消費してくれるために便利にすることが必要になります。政府はこの消費増税の機会に経済の活性化を狙っているわけです。

みずほフィナンシャルグループが算出したところによりますと、日本がキャッシュレス化すると、売上増では、イノベーションの創出としてデータPF整備により、日本発のシェアリングエコノミー創出で約4兆円増、イノベーションの海外展開として日本発のイノベーションを諸外国に展開で約1兆円増、インバウンドの消費拡大として、グローバルに通用する決済PF整備で来日外国人の消費拡大約1兆円増計約6兆円増。

コスト削減でいうと、金融界で現金管理/ATM網運営コストが約2兆円、小売/外食産業では現金取扱業務人件費約6兆円、合計で年間で約8兆円かかっています。

キャッシュレス化すれば年間で半分の約4兆円のコストを減らすことができるとされているので、売上増約6兆円とコスト削減の約4兆円で合計約10兆円規模の経済効果があるとされます。

参考:キャッシュレス社会の実現に向けた取組み|みずほフィナンシャルグループ

2016年時点で日本のキャッシュレス決済の割合は19.8%です。お隣の国の韓国では96.4%で世界でトップクラスです。

ずいぶん開きがありますが、韓国でキャッシュレス決済が進んでいるのは、消費者側からすると紙幣の最高額が50,000ウォンで日本円にすると約5,000円しかないので少し高めの買い物をするときには多くの紙幣が必要になることと、キャッシュレス決済をすると所得控除があることでしょうか。

店舗側からすると一定以上売上があると強制的にキャッシュレス決済が義務付けられていることでしょう。

日本がキャッシュレス化しなかった理由

日本は、治安が良いので現金の盗難のリスクが少ないことや紙幣や貨幣の製造技術が優れているために、偽札が作られる心配があまりないので、現金に対する愛着というか現金を使うことに抵抗感がないことが理由だといえるでしょう。

販売やサービスを提供する側は、キャッシュレス決済を導入したら読み取るための端末代金と決済手数料が発生します(一部手数料無料期間も設けられています)。

キャッシュレス化の利点

ポイント還元がある

2019年10月1日からの消費税増税による消費が冷えることを避けるために、キャッシュレスマークのある店で消費すれば最大で5%ポイント還元されます(消費者還元期間が設けられています)。

ATMで現金を引き出す手間がいらない

ATMに行くのが面倒なときがありますよね。順番が来るまで並ばないといけないし時間がない時は速く順番が来ないかな~とイライラしますが、キャッシュレスならATMに行く手間が省けます。

現金が不要

少額の買い物をした時に、お札で支払っておつりが小銭で膨らんでしまい財布が重くなるしカッコも悪いです。

買い物が速い

財布から現金を出さなくていいので小銭を探す時間とおつりをもらう時間が省けますので買い物がはやく終わります。

キャッシュレス決済の管理ができる

パソコンやスマホの家計簿アプリを入れて使えばお金の出入りを管理するための家計簿が簡単に作成できてお金の動きを管理できて無駄な出費が管理できます。

キャッシュレス化の欠点

キャッシュレス決済できない店がある

キャッシュレス決済は最近出てきたサービスが店舗によって対応していなかったりするので、前もって自分が使おうとしているキャッシュレス決済が、買おうとしている店舗が対応しているかどうかを調べておかなくてはなりません。

手元に現金がないので使いすぎが抑制できない

キャッシュレスは手元にある現金を使わないので使いすぎが気になります。

クレジットカードや電子マネーを利用するとアプリで使った額が確認できますが、請求する会社の請求が遅いのだと思いますがクレジット会社によっては請求の表示が何日もかかってすごく遅い時があります。

なのでレシートは捨てないで必ずもらっておいてください。面倒かもしれませんが私はパソコンに、使った明細を記録して今どれくらいキャッシュレスで使っているか把握しています。

まとめ

キャッシュレス化の割合が増えて100%にならない限り、現金で支払う場面はなくならないので、現金とキャッシュレス決済をうまく使い分けると良いと思います。

2019年9月24日生活

Posted by かつ