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高齢者の水分摂取量の計算と水分摂取の適切なタイミング

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高齢者の水分摂取量

高齢者の水分摂取量

高齢者の水分摂取量の計算について知りたい

かつ
かつ

お教えします

高齢者になると身体の機能が低下し、水分を十分に摂ることが難しくなります。このため水分摂取を適切に行わないと、健康上の問題が生じることがあります。

私も高齢者に近い年齢なので水分摂取に注意しています。

私が見聞きした限りでは、多くの高齢者が水分摂取のタイミングを間違えているようです。特に食事の時間とは関係なく、定期的に水分を補給することが大切です。

この記事では高齢者のための水分摂取量のヒントとして、水分摂取量の計算と水分摂取の適切なタイミングについて解説します。

高齢者の方の健康維持の参考になると幸いです。

高齢者の水分摂取量の計算と適切なタイミング

水分摂取量の計算と適切な摂取タイミング

水分摂取量の計算と適切な摂取タイミング

水分摂取をするタイミングは、喉が乾く前です。

高齢者に限らず喉が乾いてから水分摂取をするのでは遅いです。

高齢者で喉が乾いたときに水を飲めばいいという方がいますが「喉が渇いた」と感じたときには、すでに脱水が始まっています。

高齢者は喉の渇きを感じにくくなっているので、高齢者の水分摂取は早め早めに飲むのが正解です。

ただ、高齢者は一度に大量に水を飲んでしまうと、尿や汗で一度に出てしまうので一度にまとめて飲むのではなく、こまめにコップ1杯の水を1日8回程、喉が渇く前に飲みましょう。

私もそうですが高齢者になるとわかっていても飲み忘れが起きます。

あらかじめスケジューリングしておけば飲み忘れが防止できます。

  • 高齢者の水分摂取量の計算
  • 高齢者の水分摂取の適切なタイミング

高齢者の水分摂取量の計算

高齢者の水分摂取で1回で飲む量ですが、コップ1杯になみなみ一杯注ぐ必要はありません。

コップに8分目の量で大丈夫です。

1杯の8分目が約150mlなので、150ml×8回で1日に1,200mlを飲む計算になります。

よく1日に水を2L飲みましょうといわれますが、2Lは飲みすぎです。

1日に体から出ていく水分量は人によって差はありますが、1日あたり約2,500mlです。

2,500mlの内訳は、

  • 尿と便1,500ml
  • 汗500ml
  • 呼吸500ml

です。

では2,500ml飲む必要があるかと言えば、そうではありません。

体に入ってくる水分量は、食事で摂取する量が約1,000mlあります。

他に、細胞のエネルギー代謝によって体の中に新しく生み出される代謝水という水分が約300mlあります。

食事と代謝水で1,300mlまかなえるので、1日に必要な水分量の2,500mlから1,300mlを引いて、残りの1,200mlだけ口から飲んで取り入れればいいのです。

  • 食事で摂取する量=約1,000ml
  • 代謝水という水分=約300ml
  • 残りの1,200mlを口から飲みます

ただし上の数字は、運動や肉体労働をしなかったときに飲む量です。

いつもより体を多く動かして汗をかいて体から水分が抜けてしまったときには、いつもよりもたくさん水分摂取しましょう。

高齢者の水分摂取の適切なタイミング

高齢者は以下の水分摂取のタイミングで、1日に8回飲みましょう。

  1. 朝起きてすぐ
  2. 朝ごはんの時
  3. 10時頃
  4. お昼ごはんの時
  5. 15時頃
  6. 夕食の時
  7. お風呂に入る時
  8. 寝る前

この8回のタイミングをどこかに書いておいて、飲み忘れないようにしましょう。

高齢者の水分摂取について

高齢者の水分摂取について解説します。

  • 高齢者に定期的な水分摂取が必要な理由
  • 高齢者の体内の水分量
  • 高齢者の水分の取りすぎは良くない
  • 高齢者の水分摂取のおすすめは?

高齢者に定期的な水分摂取が必要な理由

高齢者に定期的な水分摂取が必要な理由

高齢者に定期的な水分摂取が必要な理由

高齢者になったら定期的に水分摂取をしましょう。

高齢者に定期的な水分摂取が必要な理由を2つお伝えします。

体内の水分量の均衡が保てない

年齢を重ねると、どうしても体内の水分量の均衡が保てなくなります。

その結果、脱水症状になり、

  • 軽度では、めまいやふらつき、
  • 中等度では、頭痛や悪心、汗や尿の量が減少して体温が高くなる
  • 高度では、意識障害や痙攣、全身の臓器血流が減ると臓器不全

などを引きおこし熱中症にもなりやすくなります。

口渇中枢の感受性が低下

高齢者になると一般的な傾向として、喉の乾きを感じる視床下部にある「口渇中枢(こうかつちゅうすう)」の感受性が低下します。

そうなると、喉の乾きを感じにくくなり、気づかないうちに脱水症状を引き起こします。

特に暑い夏に気をつけて積極的に水分摂取をしないとならないと考えがちですが、高齢者は春夏秋冬いつでも1年中365日気をつけなくてはなりません。

高齢者になったら、定期的に水分摂取をしましょう。

高齢者の体内の水分量

人間の体の水分量

人間の体の水分量

人間にとって生命維持のために必要な水分ですが、体内にある水分量は、

  • 赤ちゃんは体重の約80%
  • 幼児は体重の約70%
  • 大人は体重の60%
  • 高齢者になると体重の50%

にまで減ります。

高齢者の水分の取りすぎは良くない

高齢者には定期的な水分摂取が必要ですが、体の中で休みなく働いている腎臓に対して負担がかかりすぎるので水の取りすぎも良くないです。

水分の取りすぎはむくみの原因にもなるので、適量を飲むようにしましょう。

高齢者の水分摂取のおすすめは?

水道水

水道水

水道水でもミネラルウォーターでもどちらでも良いので、水を飲むということが肝心です。

水道水

生活しているところの水道水が安全に飲めるなら、水道水は安く飲めるので水道水でいいでしょう。

ミネラルウォーター

水道水より高くなりますが、ミネラルウォーターにはカルシウムマグネシウムなどが含まれています。

コントレックス

カルシウムが多いミネラルウォーターには、有名なフランス産のコントレックスがあります。

クールマイヨール

コントレックスよりカルシウム濃度が高いイタリア産のクールマイヨールという水もあります。

クールマイヨールには、カルシウムが530mg入っています。

マグネシウムは便通が良くなります。

クールマイヨールにはペットボトル1.5L入り一本で牛乳2.5本分のカルシウムが含まれています。

カルシウムの耐容上限量は、18歳以上男女ともに1日2,500㎎と設定されています。

高齢者の場合はカルシウム不足になりがちですが、カルシウムの過剰摂取により高カルシウム血症などの健康被害がみられることがあります。

高齢者は他に持病がある場合が多いので、かかりつけの医師に相談してからカルシウム濃度の高い水を飲むようにしてください。

ただ、カルシウムについては健康であれば過剰にはならないと思いますが、そもそも1日に必要な水分量は1.2Lだけ口から飲めば良いです。

まとめ

高齢者の方の水分摂取のタイミングは、喉が渇く前に1日8回、コップ1杯の8分目の水を飲みましょう。

水を定期的に適量飲んで、脱水症や熱中症に気をつけてくださいね。

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