香味野菜の効能と主な種類

2019年9月12日食べ物

香味野菜は香りや味を付ける野菜だということはわかりますが、実際に香味野菜にはどういう野菜があるかといわれるとすぐには出てきませんでしたので調べてみました。

香味野菜とは

香味野菜薬味とも呼ばれ香辛料や香味料として用いられます。薬味の中で野菜として分けられているのが香味野菜で薬味は香味野菜を含んでいます。香味野菜は料理に少し足すだけで香りを添えたり料理に彩りを与えたり、味を引き締めて深みを出して食欲が増す効果があります。

香味の強い食材は毒消しや強壮・健胃などの働きもあります。また、味や香りだけではなく、薬と同等の効能を求める薬膳的な効果も期待されています。香味野菜の中には漢方の薬味として使われるのも多くあります。

香味野菜の効能とは

香味野菜は夏バテなどをして食欲がないときなどにちょっと加えると食べることができるようになります。その他疲労感や汗が出にくいなどを改善する効果があります。また高血圧などで塩分制限している人は、塩味の代わりに香味野菜を使うことで、減塩することができます。

香味野菜の主な種類

しそ

しそにはベータカロテンが100gあたり11000μg含まれています。この量はにんじんよりも100gあたりにすると多くなります。このベータカロテンには抗酸化作用があり活性酸素を除去してくれます。

また、しその香りにはペリルアルデヒドというリラックス効果と抗菌作用と食欲増進作用のある成分が含まれています。

しそにはカリウムも含まれています。カリウムを十分に摂取しないと高血圧の原因になり、腎臓結石の原因にもなってしまいます。

にんにく

にんにくにはアリシンという成分が含まれています。アリシンはビタミンB1と結合すると腸から吸収されるようになり、体の中でエネルギー代謝を助けてくれます。ビタミンB1は、豚肉、うなぎ、玄米、胚芽米、きのこ、大豆、そら豆、ナッツなどに含まれています。

にんにくには交感神経を刺激して末端の血管を拡げる働きがあります。全身に血液がよく流れるので首から手足の末端まで温まります。にんにくを常食することで、含まれるスルフィド類がウイルスをやっつけてくれるので免疫力が高まります。その他、美肌効果やアンチエイジング効果が期待できます。

生姜

しょうがは豚肉のしょうが焼きやそばなどの薬味として使われます。しょうがには3種類の辛味成分があります。

ジンゲロール・・・生の生姜にたくさん含まれている成分です。ジンゲロールは免疫細胞活性化、殺菌作用、抗炎症作用などの効能があります。ジンゲロールは酸化しやすく、酸素にふれると約3分で消えてしまいます。食べる直前にすりおろすとジンゲロールが効果的に摂り入れられます。

ジンゲロン・・・しょうがに熱を加えるとジンゲロンが発生します。ジンゲロンはジンゲロールが加熱や乾燥したことで生まれた成分です。ジンゲロンは、血行促進作用や血圧を安定させる作用、発汗作用などがあります。

ショウガオール・・・ショウガオールもしょうがに熱を加えたり、乾燥することで出来る成分です。ショウガオールは体を温める作用、殺菌作用、活性酸素の除去などの効能があります。

茗荷(みょうが)

みょうは夏に食べる機会が多いですが、みょうがはさっぱりとしているので食欲が落ちる夏バテする時期に食べることによってに体の不調を整える効果があります、また血流を促進するので冷え性対策にも良いです。

みょうがは低カロリーな香味野菜なのでダイエットにも向いています。またカンフェンという成分には抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用がありますので風邪の予防にも効果的です。

長ネギ

長ネギにはにんにくにも含まれているアリシンが含まれていて血液循環を良くしてくれて体を温めたり発汗を促してくれます。アリシンはさらに疲労回復、新陳代謝の活性化、血栓の予防、風邪の予防・改善、血中脂肪の燃焼促進、コレステロール値の抑制に効果的です。

青ネギ特有の成分のネギオールは、菌やウィルスを抑える殺菌作用があります。風邪を引いたときにも有効で発汗や解熱などの作用もあります。

ビタミンCも含まれていて抗酸化作用があり活性酸素を抑える働きがあります。

βカロテンは青ネギの青い部分に多く含まれていて皮膚や粘膜を保護してくれます。アンチエイジングや目の疲れにも効果があります。

カルシウムも含まれていて、骨の形成や精神の安定などに効果があります。

三つ葉

三つ葉にはカリウムが豊富に含まれていますので高血圧の予防に効果があります。ベータカロテンも含まれていて、目や皮膚の粘膜を保護してくれます。鉄分も多く肝臓や貧血の予防にも効果があります。香り成分はクリプトテーネンミツバエンという成分で食欲増進させてくれたり、消化を促進させる働きがあります。

パセリ

パセリには鉄分が多く含まれていますので鉄分が足りてない貧血の人はすすんで食べた方がいいでしょう。ビタミンCもたくさん含まれています。ビタミンCは免疫力を高めてくれますし疲労を取ってくれます。パセリにはベータカロテンもたくさん含まれています。抗酸化作用があり、粘膜や皮膚も保護してくれます。

パクチー

パクチにはリナロール、ゲラニオール、ボルネオールという成分が含まれていて胃腸の働きを良くしてくれます。ビタミンC、鉄分、カルシウムなども含まれています。

まとめ

香味野菜は香りが高いので料理の香り付けや風味づけに使われますが、栄養もあるので積極的に食べたい野菜ですね。この記事で取り上げていない香味野菜もまだまだありますので、いろいろ試して料理のバリエーションを増やしていただき香りある食卓を楽しんでいただきたいと思います。

参考:薬味 – Wikipedia

2019年9月12日食べ物

Posted by かつ