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香味野菜とは?主な種類・栄養・効能・効果のご紹介!香り付けや風味づけに!

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香味野菜とは?主な種類・効能・効果・栄養のご紹介!香り付けや風味づけに!

香味野菜とは?主な種類・効能・効果・栄養のご紹介!香り付けや風味づけに!

  • 香味野菜とは?
  • 種類・栄養・効能・効果は?
かつ
かつ

お教えします

香味野菜は、料理に独特な香りと風味を与える野菜で、料理に豊かな味わいを加えることができます。

香味野菜は、和洋中の様々な料理に使用され、その種類も豊富です。

例えば、

  • にんにく
  • 生姜
  • しそ
  • 長ネギ

などが挙げられます。

そして、香味野菜は料理に味わい深さを与えるだけではなく、体に嬉しい効能や栄養素も含まれていて健康面でも優れています。

この記事では「香味野菜とは?主な種類・栄養・効能・効果のご紹介!香り付けや風味づけに!」をご紹介します。

香味野菜とは

香味野菜とは、独特の香りや味で料理の香りや味を引き立たせることができる野菜をいいます。

香味野菜は、薬味の中で野菜として分けられているものです。

香味野菜は、香辛料や香味料として料理に少し足すだけです。

香味野菜の効果は、

  • 香りを添える
  • 料理に彩りを与える
  • 味を引き締めて深みを出す
  • 食欲を増す

です。

美味しくなって食欲が増すので、ダイエット中は、香味野菜を控えめにしましょう。^^

また、香味野菜は味や香りだけではなく、

  • 毒消し
  • 強壮
  • 健胃

などの働きもあります。

さらに、薬と同等の効能を求める薬膳的な効果も期待されています。

漢方の薬味として使われる香味野菜も多くあります。

主な香味野菜の種類・効能・効果・栄養

主な香味野菜の種類です。

  • にんにく
  • 生姜
  • しそ
  • 茗荷(みょうが)
  • 長ネギ
  • 三つ葉
  • パセリ
  • パクチー

香味野菜の効能を全般的に言うと、夏バテをして食欲がないときなどにちょっと加えると、食欲が出て食べられるようになることです。

香味野菜には、疲労感や汗が出にくいなどを改善する効果もあります。

また高血圧などで塩分制限している人は、塩の代わりに香味野菜を使うことで、減塩しながら食べ物を美味しくいただくことができます。

以下で詳しく香味野菜の種類別に、栄養・効能・効果をご紹介します。

にんにくの栄養・効能・効果

にんにく

にんにく

栄養

にんにくにはアリシンという栄養成分が含まれています。

効能・効果

アリシンはビタミンB1と結合すると腸から吸収されるようになり、体の中でエネルギー代謝を助けてくれます。

ビタミンB1は「豚肉、うなぎ、玄米、胚芽米、きのこ、大豆、そら豆、ナッツ」などに含まれています。

また、にんにくは、交感神経を刺激して末端の血管を拡げる効能があり、全身に血液がよく流れ、首から手足の末端まで温まります。

さらに、加熱によってアリシンが変化した硫黄化合物の「スルフィド類」が、免疫力を高め、ウイルスを攻撃してくれます。

その他、美肌効果やアンチエイジング効果も期待できます。

生姜の栄養・効能・効果

生姜

生姜

成分

生姜には3種類の辛味成分があります。

  • ジンゲロール
  • ジンゲロン
  • ショウガオール
効能・効果

・ジンゲロール・・・生の生姜にたくさん含まれている成分で、免疫細胞活性化、殺菌作用、抗炎症作用などの効能があります。ジンゲロールは酸化しやすく、酸素にふれると約3分で消えてしまいます。食べる直前にすりおろすとジンゲロールが効果的に摂り入れられます。

・ジンゲロン・・・しょうがに熱を加えるとジンゲロンが発生します。ジンゲロンはジンゲロールが加熱や乾燥したことで生まれた成分で、血行促進作用や血圧を安定させる作用、発汗作用などの効能があります。

・ショウガオール・・・ショウガオールもしょうがに熱を加えたり、乾燥することで出来る成分です。ショウガオールは体を温める作用、殺菌作用、活性酸素の除去などの効能があります。

生姜は、豚肉のしょうが焼きそばなどの薬味として使われます。

しその栄養・効能・効果

しそ

しそ

栄養
  • ベータカロテン
  • ペリルアルデヒド
  • カリウム
効能・効果

・しそにはベータカロテンという栄養素が、100gあたり11,000μg含まれています。

この量は、にんじんよりも100gあたりにすると多くなります。

ベータカロテンには抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれる効能があります。

・また、しその香りにはペリルアルデヒドという

  • リラックス効果
  • 抗菌作用
  • 食欲増進作用

のある成分が含まれています。

・しそに含まれているカリウムは、摂り過ぎたらダメですが、十分に摂取しないと高血圧や腎臓結石の原因になります。

茗荷(みょうが)の栄養・効能・効果

みょうが

みょうが

栄養
  • ビタミンC
  • カリウム
  • フィトケミカル
  • カンフェン
効能・効果

・ビタミンCは免疫機能の維持や抗酸化作用に重要な役割を果たし、健康な皮膚や結合組織の形成に関与しています。

・カリウムは体内の水分バランスを調整し、正常な心臓機能や血圧の維持に重要な役割を果たします。

・フィトケミカルは植物由来の化合物であり、抗酸化作用や抗炎症作用などの健康効果が期待されています。

みょうがは、さっぱりとしているので、夏バテして食欲が落ちる時期に食べることによって体の不調を整える効能もあります。

血流を促進するので、冷え性対策にも良いです。

また、みょうがは低カロリーな香味野菜なので、ダイエットにも向いています。

・カンフェンという成分には、

  • 抗菌
  • 抗ウイルス
  • 抗炎症作用

があるので、風邪の予防にも効果的です。

長ネギの栄養・効能・効果

長ネギ

長ネギ

栄養

長ネギには、にんにくにも含まれている、

  • アリシン
  • ネギオール
  • ビタミンC
  • βカロテン
  • カルシウム

が含まれています。

効能・効果

・アリシンは、血液循環を良くして体を温めたり発汗を促してくれます。

アリシンの効能は、

  • 血液循環がよくなる
  • 疲労回復
  • 新陳代謝の活性化
  • 血栓の予防
  • 風邪の予防・改善
  • 血中脂肪の燃焼促進
  • コレステロール値の抑制

です。

・青ネギ特有の成分のネギオールは、菌やウィルスを抑える殺菌作用があります。

風邪を引いたときにも有効で発汗や解熱などの作用があります。

・ビタミンCも含まれていて、抗酸化作用があり活性酸素を抑える働きがあります。

・βカロテンは、青ネギの青い部分に多く含まれていて、皮膚や粘膜を保護してくれます。

アンチエイジングや目の疲れにも効果があります。

・カルシウムも含まれていて、骨の形成や精神の安定などに効果があります。

三つ葉の栄養・効能・効果

三つ葉

三つ葉

栄養

三つ葉には、

  • カリウム
  • ベータカロテン
  • 鉄分
  • クリプトテーネン
  • ミツバエン

が含まれています。

効能・効果

・カリウムは、高血圧の予防に効果があります。

・ベータカロテンは、目や皮膚の粘膜を保護してくれます。

・鉄分も多く肝臓や貧血の予防にも効果があります。

・香り成分のクリプトテーネンやミツバエンという成分は、食欲増進させてくれたり消化を促進させる効能があります。

パセリの栄養・効能・効果

パセリ

パセリ

栄養

パセリには、

  • 鉄分
  • ビタミンC
  • ベータカロテン

が含まれています。

効能・効果

・鉄分が足りてない貧血の人は、すすんでパセリを食べましょう。

ビタミンCも多く、免疫力を高めてくれるし疲労も取ってくれます。

・ ベータカロテンもたくさん含まれているので、抗酸化作用があり、粘膜や皮膚も保護してくれます。

パクチーの栄養・効能・効果

パクチー

パクチー

栄養

パクチーには、

  • リナロール
  • ゲラニオール
  • ボルネオール
  • ビタミンC
  • 鉄分
  • カルシウム

などの成分が含まれています。

効能・効果

・リナロールは、パクチーに含まれる香り成分の一つであり、鎮静・鎮痛作用や抗炎症作用があります。リラックス効果や抗不安作用があるとも言われ、一部のアロマセラピーにも使用されています。

・ゲラニオールは花や植物の香り成分としても知られており、バラの香りにも含まれています。抗菌作用や抗酸化作用があり、消化促進作用があるとされています。また、一部の研究では、女性ホルモンのバランスを整える効果も示唆されています。

・ ボルネオールはパクチーの香り成分の一つであり、鎮静・鎮痛作用や抗炎症作用があります。一部の研究では、ボルネオールがリラックス効果をもたらす可能性が示唆されています。

・ビタミンCは、免疫機能の維持や抗酸化作用に重要な役割を果たし、健康な皮膚や結合組織の形成にも関与しています。

・鉄分は、赤血球の形成や酸素の運搬に必要な栄養素であり、貧血予防に役立ちます。

・カルシウムは、骨や歯の形成や維持に必要な栄養素であり、神経伝達や筋肉の収縮にも関与しています。

まとめ

香味野菜は香りが高いので、料理の香り付けや風味づけに使われます。

香味野菜には、栄養・効能・効果があるので、積極的に食べたい野菜です。

この記事で取り上げ切れない香味野菜はたくさんあります。

香味野菜をいろいろ試して、料理のバリエーションを増やして、香りある食卓を楽しみましょう。

参考:薬味 – Wikipedia

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