褐色脂肪細胞とは?活性化させる方法と増やす方法は?

2020年4月3日ダイエット

ダイエットジムに通っている人から「トレーナーによく褐色脂肪細胞の話しをされます。」と聞きました。ダイエットジムで話をされるのは「褐色脂肪細胞は太りにくく痩せやすい体になる」ということなのですが、どういうメカニズムで痩せやすくなるのかを調べてみました。

褐色脂肪細胞とは何?脂肪を燃やせる?

脂肪細胞には白色脂肪細胞褐色脂肪細胞があります。以前は褐色脂肪細胞は、新生児にしかないと思われていましたが、最近の研究では大人でも褐色脂肪細胞があることがわかってきました。

白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞は、名前は似ていますが全く違う働きをしますのでその違いから見ていきましょう。

白色脂肪細胞とは?

白色脂肪細胞は皮下脂肪や内臓脂肪に働きかけ、体内のいらないエネルギーをためこみます。白色脂肪細胞の数は、生まれてくる数か月前と乳幼児期、思春期前後の一部の時期にしか増加せず、その後大きく変動することはないと考えられてきました。

しかし白色脂肪細胞は、大人になってから大量のエネルギー摂取や運動不足が続き、いまある白色脂肪細胞が脂肪でいっぱいになると白色脂肪細胞の数は増加してもっと脂肪を取り込んでしまいます。肥満者の白色脂肪細胞は800億個もあるそうです。

褐色脂肪細胞とは?

褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞とは違い、脂肪や脂質を燃やすのがメインの仕事です。年を取るとともに褐色脂肪細胞が減っていくのでその結果として、どんどん太っていってしまいます。BMIが高くなってしまう原因です。

褐色脂肪細胞は鎖骨や背中、首、肩甲骨周りなどに多く分布しています。褐色脂肪細胞は「ミトコンドリア」という小さな構造体をかかえていて、この中のたんぱく質(特殊なたんぱく質)を使って発熱させます。

褐色脂肪細胞は寒い地域に住んでいる人や動物に多いです。

褐色脂肪細胞を活性化させる具体的なやり方は?

褐色脂肪細胞を活性化させるのはどのようなやり方があるのでしょうか?

温冷シャワー浴

褐色脂肪細胞は身体が「寒い・冷たい」と感じたときに、活発に働きます。首から下に約40度のシャワーと約20度の冷水を交互にかけます。これを5回繰り返します。※高血圧、心疾患、貧血など心当たりのある方はやめておきましょぅ。

ペットボトル法

凍らせたペットボトルを両手で15秒ほどもち、そのあとぬるま湯で15秒温めるというのを5回ほど繰り返すと、身体が勘違いして「熱を作らなきゃ!」と思うので、褐色脂肪細胞が活性化します。

肩甲骨体操

褐色脂肪細胞は最初に書いたように、鎖骨や首、背中に多く分布しているといわれていますので肩甲骨の体操が効果的です。この体操は隙間時間にでき、肩こりや猫背も改善されます。

まず、
1.背筋を伸ばして頭の上で両手を合わせます。
2.息を吐きながら手のひらを外ににむけつつ、ゆっくり肘をおろします。
3.次に両肘をとじてきゅっと肩甲骨をよせて胸を張ります。
4.最後に、息を吸いながら元の姿勢にもどります。

ボルダリングをする

ボルダリングとはあの壁を登っていくスポーツです。肩甲骨を動かすボルダリングは白色脂肪細胞をやっつけて、褐色脂肪細胞を活性化させるいい運動です。

辛いものを食べる

辛い物をたべても褐色脂肪細胞は燃えます。からしやキムチなどを食べて脂肪を燃焼しましょう。でも辛い物が苦手な方はお腹が緩くなって下痢になる可能性もあるので気を付けてください。

水泳をする

身体と水との温度差で褐色脂肪細胞が勘違いをして、褐色脂肪細胞の活性化が期待できます。水の中でウォーキングをしてるだけでもいいですし、アクアサイズでも大丈夫です。

茶カテキンを飲む

茶カテキンを効率よく摂取したいなら、煎茶がオススメです。「いちいち急須で入れるのは面倒・・・」という方は、ペットボトルでも売っているので手軽に買うことができます。ペットボトルだと、1日500ミリリットルの煎茶を3本くらい飲めばOKです。

褐色脂肪細胞を増やす方法は?

運動

褐色脂肪細胞を増やす方法は運動です。運動をすることにより白色脂肪細胞が減り、褐色脂肪細胞が増えることがわかってきました。

褐色脂肪細胞は運動で増えて代謝も活性化します。健康な人の褐色脂肪細胞には、ほかの組織に働きかける今まで知られていない因子があると思われています。

人に褐色脂肪細胞の移植はまだ行えないですが、褐色脂肪細胞の移植がもし人で行われれば、運動で鍛えた人の褐色脂肪細胞を運動不足で脂肪の多い人に移植すると、移植後、血液中の糖を正常に戻す能力とインスリン感受性が改善するかもしれないそうです。

これにより肥満の改善が期待できそうですが、現時点では自分で運動して褐色脂肪細胞を増やすしかなさそうです。

また、運動と同じようにイリシンというホルモンを寒さによる震えで刺激すると、白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞に変化するそうです。具体的には、1時間の適度な運動と同等のイリシンの上昇は、約10~15分の寒さによる震えでもたらされます。

イリシンの役割は脂肪を燃焼させることですが、運動によって増加します。また、イリシンの働きには、白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変える遺伝子を活性化させるものです。

冷たい刺激

また、冷たい刺激で呼吸に現れるエネルギー消費量がどう変わるかを調べるための実験で、褐色脂肪細胞を多く持つ女性に、冷たい水で手を冷やしてもらいました。冷たい水に手を浸す前と浸した後では、平均値が浸す前より上がっています。上がった分、基礎代謝が上がり、脂肪が消費されるということです。

では、どの程度冷たさを与えれば脂肪が消費されるのかというのが課題ですが、夏に熱中症にならないようにするアイスベルトがいいということです。ただし、健康上のことを考慮して首に巻くのは1日2時間までです。

1週間アイスベルトを巻いて過ごすということをやってもらった結果、体脂肪率が少し減りました。これを何度も繰り返せば、痩せ体質も夢ではないと思われます。

しかし、あまりやりすぎると、他の病気(血圧の変動など)で体調がすぐれなくなるかもしれないので注意してください。

まとめ

褐色脂肪細胞について調べました。「運動」と「冷たい刺激」で褐色脂肪細胞が増えるそうなので、ダイエットの一環として褐色脂肪細胞を少しでも増やして痩せられればいいと思いました。

以上、「褐色脂肪細胞とは?活性化させる方法と増やす方法は?」でした。

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Posted by f